ロンソンのオイルライター。希少なアメリカ工場製の1940年代中頃WHIRLWIND（ワールウィンド＝つむじ風）後期型の黒革巻きです。WHIRLWINDは、1941年から生産されたとされますが、これは当時のアメリカ合衆国の国際情況から鑑みて、第二次世界大戦（WWⅡ）へのアメリカの参戦が始まる年でもあり、特にヨーロッパ戦線への大量の部隊投入や戦時物資が要求される中で、オイルライターも支給品として膨大な必要数に向けて、Ronson社もこれに対応、このWHIRLWINDもアメリカとイギリスで前期・後期に分けて大量に生産されたという。Ronsonの大ヒット作STANDARDよりもかなり大振りな形状で、長期のオイル持ちを実現すると共に、STANDARDの弱点である耐風性を確保するために、格納式の風防を備えたことが大きな特徴。このアメリカ工場製のWHIRLWINDは 、黒革巻きの仕上げで表面中央にイニシャルなどを刻印できるプレートも用意され、戦場で光の反射を抑えるブラックカラー仕様にあって、一般兵仕様では黒ラッカー塗りとされる一方で、この黒革巻き仕様は、少なくとも下士官や将校クラスへの支給品と考えられます。ヴィンテージ市場で人気のあるロンソンのアメリカ製WHIRLWIND後期型ですが、ヤスリの磨耗や大きなキズ、打痕跡はなく、普通に日常使いに耐える個体で、コレクションとしても観賞用に耐える美品です。※プロフィールから他の出品商品も併せてご覧下さいませ。ご希望にかなう商品があれば幸いです。　(*´∀`)♪#ヴィンテージ#オイルライター#Ronson#WHIRLWIND#アメリカ製