本機の良いところ：ハンドコントローラで自在に望遠鏡を動かすことができ、星の動きを追うのが楽。モーターの音もスピードも、１から１０まで変えることができ、静かに動かすことも、細かく動かすこともできる。口径20cm、焦点距離が1200mmもあり、惑星を高倍率で見ることに適しています。 口径２０ｃｍから見る星は中々見事。特に月や土星の輪が見えて素晴らしい。オリオン座大星雲も眼で見えて感動ものである。馬頭星雲も晴れれば見える。架台が重い分、揺れたりしないのが良い。自動導入のモーター音は近所迷惑になる程ではない。自動導入も、説明書通りにすれば見事にレンズの中に星を導入でき、銀河等を鑑賞できる。　欠点は、重いことである。鏡筒の重さ１１ｋｇ、架台の重さ１８ｋｇ。野外に出すには相当大変。結局、ベランダからの眺望だけとなるが、ベランダからは、自動導入に必要な１等星を探すのでさえ難儀。これが、本機を手放すことにした理由である。庭がある方、屋上がある方、車がある方なら見事な観望を楽しめるでしょう。　なお、ベランダの壁よりも高くして、高度の低い星を眺められるようにするために敷いている板３枚（車の方のみ譲ります）も差し上げます。車で取りに来られる方には５千円割引きます。　また、付属のファインダーは２点支持。これではなかなか星をレンズの中心に導入できないため、高橋製の６点支持のファインダーブラケット２千円相当に替えて使用。これも差し上げます。　反射望遠鏡は、時々光軸調整が必要であるが、本機付属のトレンチもドライバーも小さくて動かしづらいため、別に光軸調整用の20cmの長いネジドライバーと、ネジを強く締められるラチェット式ドライバー（約1千円）、及び光軸調整用のコリメータ（光軸があっているかどうかが分かる）3980円をお付けしています。ファインダーをもう一つ設置できるようにと１千円相当のアリミゾ式台座を設置。電子観望用の小型望遠鏡を設置できます。取り扱い説明書付。　その他に、ズームアイピース、２インチ広視界アイピース、ムーンフィルター、モバイルバッテリ2台、AC充電アダプタセット、専用電源ケーブル（LSJー12H）総計15,4000円（2022年５月９日購入）＋その他約２万円の総合計１８万円で購入したもの。