ヨーロッパを中心とした、世紀末建築の集大成とも言える全6巻からなる作品集。三宅理一の論文を中心に、ヨーロッパの各都市論なども収録されています。メインとなる写真は全て写真家 田原桂一により撮り下ろされたものであり、大判の美しい写真が豊富に収録されている。また、作家の下絵なども多数載せられており、建築好きにはたまらない内容になっています。内容からブックデザインまで、非常に豪華な作品集です。ほぼ世に出回っていない超豪華本です。40年近く前の本ですが、今の時代ではもう作られることはないでしょう。バブル前ということで、当時の価格も超ド級です...。写真がとても綺麗で大事に保管しておりましたが、今回訳あって出品いたします。私は、この本の、ステンドグラスの写真がたくさん載っているところが好きでした。●昭和58年（1983年）発行　講談社●定価：1～6巻セット価格：238,000円●サイズ：43×32cm　ハードカバー●※非常に大きくて重い書籍です。第1巻 「ジャポニスムとアール・ヌーボー」第2巻 「モデルニスモと幻想の建築」第3巻 「リバティ様式と東方への夢」第4巻 「分離派運動の転回」第5巻 「アーツ・アンド・クラフツと田園都市」第6巻 「民俗文化と世紀末」各ケースにスレ、キズ、等あり（写真参照のこと）書籍本体の使用感自体は少なく良好。