御覧いただきありがとうございます。 RATTのウォーレン・デ・マルティーニの往年のメイン機 『 Warren DeMartini Snake 』 を出品致します。

『 前回製作したウォーレンSNAKE 』

RATT在籍時当時のウォーレンの使用機と言えば十字架をモチーフにした 「 Frenchie 」 や剣が画かれた「 Closs Swords 」 日章旗モチーフの「 Bomber 」 スカルが描かれた 「 Bloood and Skull」 改造されたフェンダージャパン製のストラト「 Bugs Bunny 」 色々がありますが・・・やはりウォーレンの使用ギターで最も象徴的、 印象に残っているギターと言えばやはりこの『 Snake 』 でしょう。 フレンチ、クロスソード、ボンバー、ブラッドスカルは現行モデルとしてCharvel USAより製造されており( インドネシア生産のロープライスモデルもあります。) 本家「 Parformance Guitar 」でも稀に製作されている様ですが当然の様に50万越えの個体ですし、今回製作したSnakeだけは完全再現されたモデルは現在生産販売されておりません。 ( 現在ウォーレン自身も使用しているヘビ柄をエアブラシで再現しフイルムシートにして貼ってあるSnekeモデルは現行モデルとして製造されています。 オリジナルのスネークとは全く別物です。)

Sneke以外のシグネチャーモデルはもちろんウォーレン使用のオリジナルでは手書きで画かれていますが、レプリカシグネチャーとして製造されている物は絵柄を印刷したフイルムシートを貼っているだけで全く手間がかからないので大量生産ができるものの、このSnakeだけはレザーを手作業で張り上げないとならないので量産はできないことから本家パフォーマンスギターでもレギュラーモデルとしては生産されていません。 手間だけではなく製品としてだけ見てもレザー張り、完全手工品という特性から工業生産品の様なカッチリとした精度の仕上がりにはなりませんし、 天然素材という観点からも劣化や剥がれがクレームにも繋がりかねないためメーカー品として生産はされない、 販売できないという事だと思います。

私が今回製作したSnakeも極力オリジナルに近いルックスに仕上げております。2月頃にも製作しましたが前回使用したレザーがオリジナルより黒やブラウン色強めのアフリカパイソン柄のものだったのですが、今回のスネークはオリジナルの柄に近い「 ダイヤモンドパイソン 」柄をチョイスして更に柄の位置や全体のレイアウト等も考慮し仕上げております。全盛期のウォーレン本人のスネークはもう既に剥がれや色焼けも進んでいましたので本機は若干カラーが薄目な印象を受けますが、製作した当時の時点では本気に近いくらいのダイヤモンドパイソンぽい色合いであったのではないかと思います。

80年代のESP製のウォーレン同様にワンマイク仕様のアルダーボディー ( 2マイク仕様でフロントを埋めたりしたものではなくワンマイク仕様ボディーです。ネックポケットにはESPのスタンプが打ってあります。) ネックはウォーレン同様のメイプルワンピース。採用したネックも80年代のジャパンビンテージの良好、良質な個体です。もちろんヤフオクなどでよく出回っているチャイナ製やビギナーの安いギターを改造したものではございませんのでご安心下さい。

スネークスキンは本物のヘビ皮に肉薄したプリント、型押しが施された極薄の本革シートを厳選して使用しております。 これはスネークスキン自体が現在輸入規制などで容易に手に入らない上に、 ギターのボディーをカバーする程大判のヘビ皮となると7〜8メートル級のパイソンの皮ですからこの皮を入手するだけで何万、何十万になりますから到底使用出来ませんし、ヘビ皮はウロコの様な状態で構成されておりメチャメチャ剥がれ易い ( 現にウォーレン本人のSnekeも実物は剥がれて破れてボロボロです。 もちろん現在はもう使用していません。) 現実味、使用に耐えうる事を考慮しても今回使用している素材が最善で現実的なチョイスだと思います。 ( たまにSnekeを製作にチャレンジされている方やショップさんがいたりしますが大体が全く質感が違うビニールレザーや壁紙の様な生地を使用しているのが殆どです。)

レザーの張り方も色んな資料を確認しつつウォーレン本人が使用するオリジナル、パフォーマンスギターと全く同じ貼り方で張り上げておりますのでかなり再現度は高くなっています。 ( スプリングキャビティー周りの納まりなどは私の製作した本機の方が美しく処理で来ていると思います。) この貼り方は型紙をキチンと作って全て裁断してから貼って行くので時間と手間と技術が必要ですのでこの辺りがカスタムを得意とする工房さんなどでもSnakeにはあまり手を出さないところでしょう。さらに今回製作は張り上げたのちに耐久性、使用感、鞣した革っぽいテイストを出す為に薄くラッカーを吹きました。これによりレザーの強度も増し全体に艶やかで更に程良い使用感もある仕上がりになっています。

もちろんパーツ等にも手は抜いておりません。 ピックアップはオリジナルのスネーク同様に 『 Seymore Duncan TB-4 JB 』(新品) ブリッジに『 Floyd Rose 』を搭載。 コントロールも全て新規で構成しており、ボリュームポットがESPでも採用されている『 Bourns Pro Audio 500k 』 配線に 『 BELDEN 』 アウトジャックは『 SWICH CRAFT 』 ハンダは『 KESTER44 』とギターとして道具として一切抜かりはありません。

サウンドもダンカンJB + ワンボリュームとシンプルな構成はJBサウンドの特性が如実に出ており、ウォーレンの当時の使用機殆どがこの構成だった事からもこのサウンドがウォーレンのマストなサウンドであったのでしょう。

どこからも生産販売されていないウォーレンデマルティーニのSnakeです。 ウォーレンファン、RATT ファンの方はもちろん、Snakeを長年探しておられたという方、ひと目惚れされたという方、今度はいつ製作できるとはお約束できません。( 今回の製作でこのウォーレン用のレザーを使い切ってしまいましたので少なくとも同じ物は作れません。) 是非この貴重な機会に御入手下さい！

本機は新規製作品ではございますがデッドストックや古いパーツなどのも使用しておりますし、完全手工でレザーを張り上げておりますので工場製品という類いの個体ではございません。 ( 天然素材を使用しておりますので使用に伴い剥がれなどの劣化、経年変化伴います。 まあそれはオリジナルのSnake同様にギターの味になります。) 些細な事でも気になられる神経質な方は御入札されない様お願い致します。『 ワンオフ！』完全再現のこの『 Warren DeMartini Snake 』もいつもの様に 『 １円オークション！最低落札価格無し！』で行かせて頂きますので皆様楽しみながらオークションにご参加ください。 最後までよろしくお願い致します。


ケースは画像にありますESP製ギグバッグが付属です。


『 RATT - Body Talk (HD) - YouTube 』


■新規のいたずら入札が横行しております。誠に申し訳ございませんが「新規」で入札を御希望の方は質問欄の方に事前に「入札希望」のご連絡を頂きます様お願いしたく思います。ご連絡なく御入札の場合基本御入札を取り消しさせて頂きますのでご了承下さい。(こちらの判断で評価が著しく悪い、過去の取引きで問題有りと判断した方も取り消しさせて頂く事があります。) 勝手ではございますがよろしくお願い致します。

■ 取引ナビの送信は落札後24時間以内にお願いします。お支払い方法もかんたん決済のみですのでかんたん決済のお手続きも24時間以内 (かんたん決済でのコンビニ支払い、銀行支払いの場合でも48時間以内のお振込をお願い致します。) 落札より丸1日取引ナビのお手続きがない場合は入札を取り消しとさせて頂きます。(ヤフオクは2018年3月1日より商品が落札者様に到着し『受取連絡』手続き後出品者への支払いというシステムになりましたので、落札後に受取の延着もお受け出来ませんし、その様な方も御入札されない様お願い致します。) その場合私の意思とは関係なくシステム上「非常に悪い」の評価が付きますことをご了承ください。ご理解の程よろしくお願い致します。


（2023年 5月 12日 12時 34分 追加）

The leather on this guitar is not real python leather, as it is cowhide with a python pattern stamped on it. It is not real python leather, so it can be imported and exported to other countries. Please be assured that there is no problem.