種別：メカニカルウォッチ機種名：SEIKO5 DX 5139-6000発売時期：1969年2月ごろ駆動方式：自動巻機械式（cal.5139） 振動数：5.5振動（19800回/時） 使用石数：27石 状態：稼働品参考日差：60～90秒程度、10枚目平置き参考計測結果（計測環境や状況により異なりますので保証値ではありません。）秒針停止機能：確認済み、リューズ1段引き時刻調整：確認済み、リューズ1段引き日付調整：確認済み、リューズ押し込み曜日調整:確認済み、10時と12時付近を往復手巻き機能：搭載なし文字盤：シルバーサンレイ劣化ありケース：ステンレスケースと風防、スレ、キズありベルト：ナイロンベルト（おまけ）ラグ幅：約18mm腕周り：約19cm ベルト穴で調整可能ケースサイズ：約38.5mmケース厚み：約11mm本機は、亀戸精工舎製51ムーブメント搭載したセイコー5デラックス27石バージョンです。51ムーブメントは、現在の7Sムーブメントや4Rムーブメントと基本構造が異なります。52ムーブメントの前進であり、後の4Sムーブメントにつながるものです。特徴的な部分としては、5.5振動の振り子、秒針停止機能、日付のプッシュチェンジなどです。セイコー5シリーズとしては最多石のモデルです。参考ですが、10枚目の写真の見方は、振り子がふれて秒針が動く際の音を数えて、精度を計測しています。本機は1秒で5.5回、1時間に19800回振り子が振れる設計に対して、実際は19798回振れています。1時間に振り子2回分遅れているので、24時間で48回分遅れた結果、1日に約8秒遅れる状態であることを示しています。ただし、機械式時計の時刻ズレの要素は多数ありますので、実際の使用でのズレと必ずしも一致ません。購入の際は中古品であることをご理解ください。特に液体関係には注意願います。防水機能ありのモデルですが、半世紀前のものですので、期待しない方が良いです。日付けのプッシュチェンジについて、短針が文字盤の9時から3時の上半分にある時は操作しないでください。故障の原因となります。精度については、日常使用に問題のない程度かと思いますが、機械式時計は姿勢の変化や温度にも影響を受けますので、気になる方はクォーツ時計などをご使用ください。